スワンボートを漕ぎながら

元文学部生のぼやきです

「高校時代、もっと自分のためにお金を使うべきだった」という話

今回の記事は、私の高校時代の話です。大学の文学部に進学するのなら、もっと有意義な高校生活を過ごせたのではないか?と、珍しく後悔をしてしまったので、思ったことを書いておきます。


私は滅多な事では後悔をしません。何か失敗をしても「あれはあれで良かったな」と、楽観的に捉えてしまう性格です。
カラオケで持ち歌を歌ってシラケた時も、本を買いすぎてしばらく食パン生活が続いた時も、なんだかんだ楽しかったですし。

そんな私が今日、マクドナルドで働く女子高生を見て、久しぶりに自分の人生に対して後悔をしました。
それは「高校時代にアルバイトをすればよかった」というものです。
社会的な経験を積んでおけばよかった、という後悔なんかではなくて、「自分でお金を稼いで、高校生の自分にお金を使っておけばよかった」という後悔です。

★★★

私は当時、何をして過ごしていたかと言うと、目標のない部活動、SNSでの会話、たまに映画鑑賞をして毎日を過ごしていたんですね。
高校生の本分である勉強も、そこそこやっていた気がします。でもそれは、あくまで副業のようなもので、暇潰しに勉強という何とも不真面目な態度で取り組んでいたと思います。

「そんな私がアルバイトをすれば、全く勉強なんかしなかった」と、最近までは思っていました。
また、当時私が通っていた高校は、一応進学校と呼ばれるもので、比較的真面目な生徒が多かったんですね。
アルバイトをしていた生徒はごく少数で、彼らは部活にも属していないため、私はどこか「不良っぽい」イメージを抱いていました。
さらに言えば、私はアルバイトをしていた同級生を生意気にも上から見ていて、「アルバイトなんかしないで、もっと有意義に過ごしたら?」とまで思っていました。

しかし、今になって考えてみると、意味もなく部活動に励んでいた私の方が不毛な時間を過ごしていたと言えます。有り余る体力を部活動に費やし、貴重な授業時間も「早くチャイム鳴って」とひたすら願っていたり。

★★★

そんな生活をするのなら、アルバイトをしてお金を稼いで、読書や旅行をして、もっと積極的に世界を知ろうとすればよかった。
閉塞的な街から一歩抜け出して、少しでも離れた場所へ行って、何か感じておけばよかった。
そして何か「目標」を見つけて、その目標のために勉強をすればよかった。

いつもなら「今からでも遅くない!」と楽観的に考えることができるんですが、なぜか思考がストップしてしまう。
進学した大学は非常に楽しかったですし、講義も面白かったです。旅行に映画に読書に、充実した大学生活を過ごせたはずです。
でもどうしてか、高校生活をやり直したいんですね。

★★★

それはどうしてかと言うと、高校時代が貴重であり、かけがえの無い時間だったからでしょう。
今まで、こんなことを言う同級生が信じられませんでしたが、今になってようやく、しみじみと感慨深く思っています。

『とりあえず地球が滅びる前に』の主人公・寅子も、作中で言っていましたが、「女子高生にとっての卒業とは、この世の終わり」です。

どうしてこんなにも「高校三年間」を貴重な時間のように感じてしまうのか、今一つ言葉に出来ませんが、高校時代にした経験は、その後の人生に大きな影響を与えることは実感としてわかります。

みなさんは「高校三年間」、何をして過ごしましたか?

とりあえず地球が滅びる前に 1 (フラワーコミックスアルファ)

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